お土産『爆買い』で総額12万円!?正月の名神高速・多賀サービスエリアで見えた人間模様 カナダから一時帰国した14歳長女の“ある願い”で「関西唯一のハイウェイホテル」に一泊する家族も
多い日で1日約3万人が利用する名神高速道路・多賀サービスエリア。お正月にはどんな人たちが立ち寄っていたのか?3が日のサービスエリアを定点観測しました。 【写真で見る】サービスエリアで宿泊『ハイウェイホテル』ってどんなの?大浴場やサウナも
初詣に行く43歳父と9歳息子 “今年は家族一緒に暮らせるように”
お正月、多くの車で混雑する名神高速道路。滋賀県北東部にあるのが多賀サービスエリアです。新年2日目のお昼に訪れてみると、帰省や旅行を楽しむ人たちで賑わっていました。 そんな中、取材班が出会ったのは寒空の下、外で座っていた親子です。 (父親)「福井県大野市に住んでいて。冬は普段、雪が多くてなかなか帰ってこられないが、珍しくこの年末年始は雪が少なかったのでチャンスだなと思って帰ってきたんです」 単身赴任で3年前から福井県に住む父親(43)と、滋賀県に母親と住んでいる息子(9)。久しぶりの再会だそうです。そんな親子の目的地は… (父親)「多賀大社に寄ろうかなと思って。家族の健康とかお祈りをしたいなと。自分の仕事が転勤があるので、思うところに転勤で行けるように」 サービスエリアの近くにある多賀大社に初詣。今年は家族一緒に暮らせるようにと祈願しました。
石川旅行のお土産は総額12万円!?
午後3時。取材班が続いて向かったのは土産物売り場。関西の銘菓や特産品のほか、子どもの顔よりも大きいフランクロールに、通常の3倍はありそうなメガメロンパンなど“デカ盛り”パンも売られています。 ショッピングコーナーの外で休んでいた2人に声をかけました。机の上には大量の袋があります。 (大阪府から訪れた人)「(Qなんですか、これ?)お土産ときょうの晩ごはんです。(これは)なんか滋賀県の有名なラーメンらしいです。ラーメン好きです。あと、息子が買ったのが、みたらしだんごのデカい版」 大阪府から訪れていた親族10人。同僚や友人に渡すためのお土産は計82点、総額12万円の爆買いです。親族と愛犬と一緒に石川県の加賀温泉郷を2泊3日で訪れ、年越しをした帰りだそうです。 (大阪府から訪れた人)「能登半島地震の影響もあって、ちょっとでもお金を落とせたらいいかなと。もうちょっと早く回復するかと思っていたら、また雨の被害で厳しい状況になっているので、少しでも早く回復すればと思います」