11月普通鋼鋼材輸出3%増 ホットコイル100万トン超
日本鉄鋼連盟が先月27日に発表した11月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は前年同月比3・0%増の178万1000トンとなり、4カ月ぶりに増加した。 主な品種別では、熱延広幅帯鋼(ホットコイル)が前年同月比7・3%増の100万2000トンと3カ月ぶりに100万トンを上回った。ただ、厚板、亜鉛めっき鋼板、冷延広幅帯鋼などは減少した。 全鉄鋼ベースでの向け先別では、主要先として米国が2カ月ぶりに増加した以外は、韓国、タイ、中国、台湾は減少が続いた。