東証プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…米Bloomberg報道で株価急騰→「ストップ高」となった銘柄の正体【昨日の株価】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年12月10日(火)の騰落率ランキングをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:トプコン〈7732〉……前日比+400円(+22.77%)/終値2,156.5円 【売買材料】 当日、米Bloombergが「医療機器などを手がけるトプコンが非公開化に向けて入札プロセスに入っていることが分かった」と報じたことで買いが集中。ストップ高となった。なお、同報道では「買い手候補には、プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社の米KKRや欧州系投資ファンドのEQT、政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)が挙がっている」とのこと。 2位:学情〈2301〉……前日比+266円(+14.99%)/終値2,041円 【売買材料】 12月9日(月)取引時間終了後、25年10月期単独業績予想を発表。売上と営業利益について2ケタの増収増益を見込んでいることが示された。また同時に、年間配当予想を前期比2円増の67円としており、これらが好感された模様。 3位:アドバンスクリエイト〈8798〉……前日比+34円(+6.72%)/終値540円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:幸楽苑〈7554〉……前日比-212円(-15.67%)/終値1,141円 【売買材料】 12月9日(月)取引時間終了後、303万3,700株の公募増資および45万5,000株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表。これは現在の発行済み株式数の20%に相当する水準で、株式価値の大幅な希薄化をネガティブ視する向きの売りが集中した。 2位:ビューティガレージ〈3180〉……前日比-110円(-7.82%)/終値1,297円 【売買材料】 12月9日(月)取引時間終了後、25年4月期第2四半期累計の連結決算にて増収減益を発表。さらに、増収となった売上高も計画に対しては下振れしての着地となっており、これが嫌気された模様。 3位:アイモバイル〈6535〉……前日比-42円(-7.76%)/終値499円 【売買材料】 当日の取引時間中に24年8~10月期の連結決算を発表。純利益は前年同期比48.2%減の7億2,000万円と、大幅な収益悪化が嫌気された模様。
THE GOLD ONLINE編集部(株式投資取材班)