阪神の金本監督、カミナリの次は、ポカリ事件!
金本監督の“ポカリ”は、いったい何をしてきたのか? という失望感と同時に、陽川の持つポテンシャルに対しての期待の裏返しである。サードのポジションには、新外国人のマット・ヘイグ(30)が加わったが、まだ海のものとも山のものともわからない。陽川はサード、ファーストでノックを受けているが、彼の成長がチーム内競争を活発にさせることになるのだ。 金本監督は、連日のメニューに「特WT」を組み込み、選手を指名して下半身、上半身のウエートトレーニングを科しているが、キャンプ初日には、そのウエイトルームを訪れて指導するトレーナーにカミナリを落としている。 「全体的に(負荷の)重量が軽い選手が多い!」 「遠慮せずにもっと追い込め!」 これには、試行錯誤だったトレーナー陣もすぐに反応したが、超変革をテーマにした金本新監督は、続けてキャンプ2日目に、今度は、グランド内で厳しさを示した。鉄は熱いうちに打ての格言通り、金本新監督は、妥協など一切せず、超改革キャンプを推し進めていく決意。連日、その熱気が伝わってくる。 (文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)