変幻自在の食材『ニンジャペースト』コンニャク技術で高級食材「ウニ」誕生!?ベンチャー開発のきっかけは「糖尿病のおばあちゃんの食事制限」
外食企業との商談 課題だった「食感」は?
そして7月17日、ある外食企業の担当者らが寄玉さんのもとを訪れていました。みらいウニを取り扱えないか検討しているといいます。シビアなビジネスの現場。今回は特別に、会社や個人がわからないようにするという条件で取材が許可されました。 (外食企業の担当者)「(見た目)ウニですね」 (寄玉昌宏さん)「持ったときの感触、ウニを目指していて。力を入れると崩れてしまうくらい」 さっそく、試食してもらいます。 (外食企業の担当者)「すごくいいんですけどね、未来的で。食感は…結構近いっちゃ近い感じがしますよね」 課題だった食感はクリアしました。しかし寄玉さんの表情が冴えません。 (外食企業の担当者)「味のところが、まだ期待値に届いていないなというところで。食べた瞬間に『おいしい!え、これコンニャクなの?』というリアクションを欲している」 厳しい外食の世界。さらなるレベルアップを求められました。それでも寄玉さんは一歩前進と捉えています。 (シデカス 寄玉昌宏さん)「良かったんじゃないかなと思って。食感がいいとおっしゃってくれたので。正直、味は調整がきくけど、食感がいいと言われたところで、割といけるんじゃないかなと。コンニャクの技術は日本特有、独自に進化してきた技術なので、日本代表の気持ちで世界に対して、僕らの技術も出していきたいと思っています」 (2024年7月22日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)