25年大河「べらぼう」国内版メインビジュアル公開 “蔦重”横浜流星の一瞬の表情を切り取る
横浜流星が主演を務める大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(2025年1月5日スタート、NHK総合よる8時~ほか)のメインビジュアル(国内版)が公開された。映画『四月になれば彼女は』『リボルバー・リリー』『百花』などの撮影監督で知られる、今村圭佑がカメラマンを務めた。 【画像】小芝風花が伝説の遊女に!25年大河「べらぼう」場面写真 先月公開されたグローバルバージョンに続く国内版は、横浜演じる若き主人公・蔦屋重三郎(蔦重)の“ある日常”の一瞬の表情を切り取り、ドラマの世界へ誘うような仕上がりに。制作は、「誰もがスマートフォンやデジタルカメラを持ち、手軽に写真を撮れる、まさに“スナップ”全盛の現代。もし蔦重が生きていた江戸時代に、同じようにカメラがあったなら、どんな日常の描写が表現さ れるだろうか。きっと蔦重も、今の私たちと変わらず、同じような、親しみある表情をしていたに違いない」というコンセプトのもと進められた。
主演の横浜と数多くの映画&CMでタッグを組んでいる今村は「何度か撮影を見学させていただき、悩みながら役を作り上げていく横浜流星と蔦屋重三郎という人物の重なりを少しでも手助けできたらと微力ながらポスター撮影をさせていただきました」とコメント。
アートディレクターの菅谷幸生は、「蔦屋重三郎の人に好かれる人柄、陽気さを感じられるビジュアルを目指しました。自然な表情を撮影するため、可能性を狭めてしまう決め事を作りすぎず、自由な撮影を何度も重ねてこのビジュアルに辿り着きました。このビジュアルをきっかけに蔦屋重三郎を身近に感じていただき『べらぼう』を楽しみにしてもらえたら嬉しいです」と呼びかけた。
「べらぼう」は、世界有数の大都市へと発展した8世紀半ばの江戸を舞台に、“江戸の出版王”へと成り上がった蔦重を主人公にした大河ドラマ64作目。共演には染谷将太、安田顕、小芝風花、里見浩太朗、渡辺謙ら豪華な顔ぶれが名を連ねる。脚本は、大河ドラマ「おんな城主 直虎」やNHKドラマ「大奥」シリーズの森下佳子が執筆している。(編集部・倉本拓弥)