涼を求めて「塩釜の冷泉」にぎわう【岡山・真庭市】
岡山放送
厳しい暑さが続く中、年中、冷たい水が湧き出る真庭市蒜山下福田の「塩釜の冷泉」は、涼を求める人たちでにぎわっています。 毎秒300リットルの水が湧き出る「塩釜の冷泉(しおがまのれいせん)」。水温は年中、10度前後となっています。1000メートル級の山々が連なる蒜山三座(ひるぜんさんざ)の一つ中蒜山(なかひるぜん)の裾野にあり、名水百選にも指定されています。ヒョウタンの形をした池の周りには植物が生い茂り、この時期は涼を求める多くの人でにぎわっています。 (訪れた人) 「とても涼しくていい。鳥の声とか水の音と聞こえると涼しくていい」 生活用水としても利用される湧き水。近くには水くみ場もあり、湧き水を求めて遠方から訪れる人もいます。 (水をくんだ外国人) 「(水道水に比べ)ぜんぜん違う。水を結構、飲むので120リットル(持ち帰る)」 近くには湧き水を使ったコーヒーやかき氷を提供する店もあり、味覚で涼を楽しむ人がいました。 (店を利用した人) 「すごいすっきりしておいしい」 自然が生み出した岡山県北の避暑地では、少しの間、厳しい暑さを忘れさせくれます。
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