巨人、昨年ドラフト1位・西舘勇陽は1200万円アップ更改「来季は開幕ローテに」 加入の田中将大から「どんどん吸収したい」
中継ぎとして巨人のセ・リーグ優勝に貢献した昨年のドラフト1位右腕・西舘勇陽投手(22)が25日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1200万円増の2800万円でサイン。「来季は開幕ローテーションに入り、1軍で1年間投げ続けたい」と激しい先発争いを勝ち抜く覚悟を示した。 ルーキーイヤーの今季は勝ちパターンとして開幕1軍入りし、28試合登板で1勝3敗1セーブ20ホールド、防御率3・82をマーク。7月以降は主に2軍で先発にも挑戦し、オフはプエルトリコのウインターリーグで腕を磨いた。 来季は前楽天の田中将大投手(36)が入団する。岩手県出身の西舘にとって、2013年に地元東北の球団を初の日本一に導いた田中将は「すごくかっこいい存在」。自身のレベルアップも見据え「すごい経験のある方なので、見たり聞いたりして(技術を)どんどん吸収したい。スプリットやツーシームなど、自分が投げてない球のことも聞いてみたい」とレジェンドとの対面を心待ちにした。(金額は推定)
中日スポーツ