台湾大、日韓の大学関係者招くフォーラム開催へ 高等教育の革新テーマに
(台北中央社)台湾大学は26日、日韓の大学関係者を招いた国際フォーラムを開催する。日本からは東京大学の林香里副学長や一橋大学の青木人志副学長らが登壇し、高等教育の革新と発展への挑戦などについて意見を交わす予定だ。 台湾大は2019年からカリキュラム改革や起業家精神、デジタルリテラシーを通し、いかに学習者を中心にして学習リソースを集約し、支援を提供するかを検討してきた。今年は台湾各地の大学を回り、高等教育の革新や将来の人材育成などに関するフォーラムを開催。同大の王泓仁教務長は、各大学との協力を通じて大学の発展の方向性を探ってきたと語る。 26日のフォーラムでは、15大学が作成した学生支援システムや国際化教育の成果を紹介するポスターも展示される予定で、高等教育の未来の発展に向けた新たな視野を提供するとしている。 (陳至中/編集:齊藤啓介)