仏極右、数日中に内閣不信任案提出も 予算案で対立
Leigh Thomas [パリ 1日 ロイター] - 来年度予算案を巡りバルニエ仏政権と対立する極右政党、国民連合(RN)の指導者ルペン氏は1日、政権がさらなる譲歩を拒否したため、内閣不信任案の採決が数日中に実施される可能性が高まったと述べた。 バルニエ政権は、財政立て直しに向け緊縮型の予算案を組んだが、RNなどの野党は反対。政権は先週、電力税増税を撤回したが、RNは納得せず、ルペン氏は2日までに党の要求に応じなければ、不信任案が提出する構えを見せていた。 ルペン氏は仏通信社に対し、政府が事実上協議を打ち切ったと指摘した。