コスパ最悪なのは? アーセナル年俸ランキング1~10位。活躍と金額が見合っていないのは?
4位:マルティン・ウーデゴール(ノルウェー代表) 生年月日:1998年12月27日 推定年俸:1450万ユーロ(約20.3億円) 23/24リーグ戦成績:33試合8得点8アシスト 4位には1450万ユーロ(約20.3億円)の年俸を受け取るノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがランクインした。 2021年冬にローン移籍でアーセナルに加入したウーデゴールは、その半年後に完全移籍で正式にガナーズ(アーセナルの愛称)の一員となった。ピエール・エメリク・オーバメヤンが主将を剝奪されて以降からは新主将に就任し、持ち前のリーダーシップで平均年齢が若いチームを牽引している。 このノルウェー代表MFは中盤でゲームを作る能力からファイナルサードでの仕上げ、そしてアーセナルの代名詞でもある連動したハイプレスのどれにおいても欠かせない存在だ。どちらかと言えば技巧派のタイプでありながら守備強度も兼ね備えている選手は少なく、稼働率も高いことからその希少価値は極めて高い。常に戦力として計算できる選手の1人であり、昨年9月には2028年夏までの長期契約を結んだ。チーム4位の1450万ユーロ(約20.3億円)の年俸も納得だろう。
3位:デクラン・ライス(イングランド代表) 生年月日:1999年1月14日 推定年俸:1450万ユーロ(約20.3億円) 23/24リーグ戦成績:36試合7得点8アシスト 3位には1450万ユーロ(約20.3億円)の年俸を受け取るイングランド代表MFデクラン・ライスがランクインした。 ライスは昨夏にウェストハムからクラブ史上最高額の1億1160万ユーロ(162億円)の移籍金で加入した。フィジカル能力の高さはプレミアリーグの選手の中でも群を抜いており、被カウンターの場面で相手に前を向かれてしまっている状況でも追いつき、尚且つクリーンなタックルでボールを刈り取る。今シーズンのプレミアリーグでは4枚のイエローカードしかもらっておらず、彼のような守備的なタスクを多く任される選手の中でカードが少ないのは珍しい。 攻撃面での貢献度も高く、ウェストハム時代から高く評価されていたキック精度を活かしてセットプレーのキッカーも任されている。今シーズンのプレミアリーグでは全36試合に出場して7得点8アシストとFWのような成績を残しており、高額な移籍金と年俸に見合う活躍を続けている。