19歳の若さでユヴェントスと契約した時は期待大きかったが…… ブラジルの才能がセリエAで“3ゴールのみ”と苦悩している
今季はユヴェントスからフロジノーネにレンタル移籍していた
近年はレアル・マドリードでFWヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスが成功を収めたこともあり、かなり若い段階からブラジルの有望株を引き抜こうとする欧州のクラブが増えている。 しかし、成功例ばかりというわけではない。イタリア・セリエAでもがいているのは、2021年にブラジルのサントスからユヴェントスに加わったFWカイオ・ジョルジだ。 サントスでは84試合に出場して17ゴールの結果を残していて、世代別ブラジル代表でのプレイ経験もある。10代のうちにユヴェントスと契約したこともあり、カイオ・ジョルジへの期待度も大きかった。 だが、ユヴェントスでいきなりスタメンを掴めるほど甘くはない。ユヴェントスでは11試合に出場しただけで、今季は同じセリエAのフロジノーネにレンタル移籍することに。ここで結果を残したいところだったが、フロジノーネでも今季20試合に出場して3ゴールのみとパッとしない。 後半戦には出番も失ってしまい、今季は805分間しかプレイできていない。十分な出場時間とは言えず、22歳を迎えているカイオ・ジョルジがセリエAで成長しているのか判断が難しいところもある。 スペイン『as』はブラジルのクルゼイロがカイオ・ジョルジに興味を示していると伝えていて、現段階では欧州で大ブレイクしそうな気配がない。現時点では欧州挑戦が上手く進んでいるとは言えないが、カイオ・ジョルジがセレソンのスターになる日はくるか。
構成/ザ・ワールド編集部