コスパ最悪なのは? アーセナル年俸ランキング1~10位。活躍と金額が見合っていないのは?
8位:ガブリエウ・マルティネッリ(ブラジル代表) 生年月日:2001年6月18日 推定年俸:1088万ユーロ(約15.2億円) 23/24リーグ戦成績:33試合6得点4アシスト 8位には1088万ユーロ(約15.2億円)の年俸を受け取るブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリがランクインした。 この左WGは2019年夏に当時ブラジル4部のイトゥアーノからアーセナルに加入した。バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドでのトライアウト経験があったとはいえ世界的に見れば無名な存在であり、彼の獲得に驚いたサポーターも多かったのではないだろうか。 獲得にやや懐疑的な声もあった中で、切れ味抜群のドリブルとパンチ力のあるシュートが持ち味のブラジル代表FWは、ミケル・アルテタ監督の下で大きな成長を遂げる。昨季はプレミアリーグで36試合15ゴールを記録し、出場試合数と得点数でキャリアハイを更新。シーズン途中には2027年夏まで(+1年のオプション付き)の大型契約を勝ち取った。 今季は終盤に大きく調子を落としたことで、昨季との比較では物足りなさを感じてしまうが、まだ年齢は22歳。キャリアのピークはこれからであり、失敗と成功を繰り返すことで、成長を続けていくことだろう。
7位:ウィリアン・サリバ(フランス代表) 生年月日:2001年3月24日 推定年俸:1148万ユーロ(約16.1億円) 23/24リーグ戦成績:36試合2得点1アシスト 7位には1148万ユーロ(約16.1億円)の年俸を受け取るフランス代表DFウィリアン・サリバがランクインした。 ウナイ・エメリが監督を務めていた2019年夏にアーセナルに加入したサリバは、そこから3シーズン続けてローン移籍を経験。なかなかミケル・アルテタ監督の構想に入ることができなかったが、2022/23シーズンよりアーセナルに復帰を果たすと、すぐにスタメンへと定着した。今季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)とプレミアリーグの両大会で全試合先発出場を果たすなど、欠かすことのできない存在となっている。 地上戦、空中戦ともに無類の強さを誇り、ビルドアップでも相手のプレッシャーを感じさせない落ち着きを払っている。23歳になったばかりとは思えない堂々ぶりで、ガブリエウ・マガリャンイスとともにアーセナルの最終ラインを支えている。こうした活躍が評価されて昨年7月には2027年夏まで契約を延長。その際に現在チーム7位の1148万ユーロ(約16.1億円)への昇給を勝ち取った。