「ハトハトハトハトヒトハトハト…」砂浜に残された足跡にSNS驚愕「月面にでも行ったのかと思った」「足跡が盛り上がってる…」あなたは何に見える?
X(旧Twitter)に、砂浜に残されたハトと人間の足跡を写した1枚の写真が投稿されました。 ▼【画像】トリックアートのような写真を見る 人によって見え方が異なる、トリックアートのような不思議な写真には3.3万件の“いいね”が寄せられています。
10月6日。野鳥写真家である宮本 桂さんのX(@KE_mi)に、とても不思議な写真が投稿されました。 写真には手前から奥に向かって左へ右へと曲線を描きながら進んでいくハトの足跡と、その足跡に交差するような形になっている人間の足跡が写っています。
足跡の様子から見るに、おそらく人間が足跡を付けた後、ハトがその足跡の上を歩いたのでしょう。 小さい歩幅でたくさんつけられたハトの足跡と、大きな歩幅で交差している人間の1歩が写った写真を宮本さんは「…ハトハトハトハトハトハトハトハトハトハトハトハトヒト ハトハトハトハトハトハトハトハトハトハトハトハト…」と表現していました。 投稿には「影の向きか、目の錯覚で足跡が盛り上がってるように見える」といった声や、「月面にでも行ったのかと思った」といった声が寄せられていました。 確かに見方によっては足跡が盛り上がって見えたり、月面を見ているような気持ちになったりするから不思議ですね……!
BuzzFeedでは写真を撮影したときの状況や野鳥撮影の魅力について、撮影者の宮本さんにお話を聞いてみました。
――写真の撮影日、撮影場所を教えてください。 「写真の撮影日は9月23日、津市の砂浜で撮影しました」 ――写真が撮影されたときの状況を教えてください。 「野鳥の撮影のために砂浜を歩いていて見つけました。鳥を見つける以外にも足跡など、鳥のいた痕跡にはよく気を配っています」 ――写真が撮影されたとき、ハトは近くにいましたか。飛び立った後だったのでしょうか? 「足跡の主は影も形もありませんでした」 ――野鳥や野鳥を撮影することの魅力、楽しさはどんなところだと思いますか。 「撮影することを強く意識せずに軽い運動と思って望んでいます。四季を反映する生き物なので、カメラは日々の変化や見えないものの繋がりを見つけたときのメモ帳代わりです」 ・・・・・ ハトはとても身近な野鳥ですが、ハトについて知っているようで知らない、という人も多いのではないでしょうか。 意識して飛んでいる姿や足跡などをじっくり観察してみると、これまで気づかなかったハトの魅力や美しさ、面白さを発見できるかもしれません。
BuzzFeed Japan