50代新人がヨガフェスタへ登壇した理由 「想いをもって動けば、 願いが叶う」【ヨガで人生が変わった】
50代新人、ヨガフェスタに登壇!
そんな折、アジア最大級のヨガのお祭りともいえる「ヨガフェスタ」が3年ぶりにリアル開催するとのニュースが飛び込んできました。しかも、発表された新人インストラクターの登竜門である「トライアルクラス」のステージが「パークヨガ」だったんです。 これは私が出なくて誰が出るの!?……と、思う一方で「50代の新人って、受け入れてもらえるのかな」「自分よりも若くて綺麗な人がたくさんいるから……」などと、本当に自分が出ていいものなのか?という迷いもありました。 なかなか動けずにいたところに声をかけてくださったのが、先輩インストラクターさんです。胸のうちを明かすと「年齢も容姿もヨガには関係ないでしょ?」とズバリ。このやり取りで、ああ、私はヨガの本質を見失っていたなと気づき、心機一転イメージをすべて書き換えて応募することとしました。 今までを振り返ると、同世代の方がチャレンジしているのは見ましたが、登壇までたどり着くことはなかったように思います。ならば、チャレンジに止まらず選ばれて合格するところまでたどり着いてみよう!と思いました。それがきっと、今からヨガを始めようと思う人たちへの励みにもなるはずだと思ったからです。 応募要項を改めて読み込み、書類通過後のオーディション初日は1組目で参加、ヨガフェスタ当日の出番はラストで……と具体的にイメージ。本番でどんなクラスを開催したいかまで具体的に思い描いていきました。そして、結果は見事にその通り。 私はもともと自己肯定感が低く、自分にも周囲にも厳しくキッチリした態度を求める傾向にありました。求めるものが多すぎて、結果思うようにいかずイライラしてしまうこともしばしば。でも、ヨガを始めて、一番の恩恵はそのような思考から解放されて「想いをもって動けば、願いが叶う」という新たな軸をもったことだったんですね。このときもまた、ヨガの教えに感謝した瞬間です……なんて、すべては結果論だというのもわかっています。こんなふうに言えるのも選んでくださった運営の方々のおかげです(笑)。