「家計に優しくおいしい鍋料理」野菜の“プロ”が伝授 鍋に入れると出汁いっぱいの具材は
メ~テレ(名古屋テレビ)
鍋に欠かせない野菜の値段、10月はかなり高くなっていましたが今の値段はどうなっているんでしょうか。調べてきました。 冬の足音が近づき、あったか~い鍋料理が恋しくなる季節。 「朝晩冷えてきて、鍋が食べたくなる時期になってきました。鍋に使う野菜の価格はどうなっているんでしょうか」(メ~テレ 上坂嵩アナ) 名古屋市名東区の青果店で話を聞きました。まずは、鍋料理に欠かせない「ハクサイ」です。 「今年は高い時期が続いていたが、今はお買い得で販売できています」( 八百屋 たこ焼き 荘 野菜仕入れ担当 町田翔哉さん) 例年だと84円で販売されることもある「ハクサイ」。4分の1カットで108円(5日時点)ですが、10月の頭は171円だったため、少しずつ価格が下がってきているといいます。 「秋の涼しくなる時期も暑い時期が続いていたので、生産量が少なったみたいで、それの関係で値段が上がっちゃった値段が高騰していた」(町田さん) Q落ち着いてきた理由は 「最近になって、気温が涼しくなってきたので、それでハクサイも生育やよくなってきた関係で、出荷量が増えている関係で値段も安くなっています」(町田さん)
野菜の価格は「例年と比べて“1割高”」
続いては「ダイコン」です。 「ダイコンは夏の暑かった時期が葉っぱがかれちゃて、きれいな製品が出回らなくなってしまい、夏の間は倍以上の値段していた」(町田さん) そのほか、鍋にもってこいの「ネギ」。この店ではシロネギ1束171円(5日時点)で販売していましたが、気温の高さなどが影響し、世間相場だと200円を超えるところもあるのではということです。 町田さんは、野菜の価格について「例年と比べて“1割高”ほどに戻ってきている」と話します。
鍋に入れると出汁がいっぱい
ここで、野菜仕入れ担当の町田さんがおススメする 「家計に優しくおいしい鍋料理」を教えてもらいました。 町田さんのおススメは「根菜とヒラタケの水炊き鍋」です。 「鍋と言ったらキノコを入れたいと思うんですよ。ぼくがおススメしたいのは、このヒラタケ。鍋に入れると出汁がいっぱいでるので、すごくおいしいです」(町田さん) 214円とお買い得だということです。そしてもうひとつが… 「インカのめざめっていう、甘さもすごく強くてクリに近いような糖度が高くて、果肉もしっかりしているので、荷崩れしない触感もすごくおいしい」(町田さん) そのほか、レンコン、ダイコン、ネギ、ニンジンなどを使い、塩と粉末の昆布出汁を入れ、20~30分ほど煮込めば完成。そして、ポン酢をつけていただきます。 「ネギのシャキシャキ感、ヒラタケの肉厚なジューシー感の中に、ホクシャキという感じのおいしそう、色も鮮やかになるので、だいぶおいしそうになりますね」(上坂アナ) 「うちの野菜で作れます」(町田さん)