蝦夷地を調査した松浦武四郎の「日誌」や首飾り「タマサイ」など 三重・松阪市でアイヌ文化紹介
色とりどりのガラス玉を連ねた首飾り「タマサイ」=松浦武四郎記念館(三重テレビ放送)
北海道にある国立アイヌ民族博物館と協力し、アイヌ文化を紹介する展覧会が三重県松阪市の松浦武四郎記念館で開かれています。 「ウポポイ」の国立アイヌ民族博物館と協働展示として初めて企画されたもので、三重県内では松浦武四郎記念館のほか、鈴鹿市の大黒屋光太夫記念館、津市の石水博物館の3つの博物館で同時開催されています。 会場には、武四郎が蝦夷地の各地を調査して出版した「日誌」のほか、木の内皮から取り出した繊維で織られた儀礼用の衣服や、色とりどりのガラス玉を連ねた首飾り「タマサイ」など、アイヌのくらしの一端がうかがえる44点が展示されています。 19日はトークイベントも予定されています。