伊勢神宮への外国人参拝者11万人で過去最高 三が日もコロナ禍前9割まで回復
伊勢神宮へ訪れた人は内宮と外宮合わせて約42万人(三重テレビ放送)
三重県伊勢市の鈴木市長は9日、今年最初の記者会見を開き、伊勢神宮への初詣の参拝者数が順調だったことや、去年1年間の外国人参拝者数の割合が過去最高になったことなどを明らかにしました。 今回の年末年始の休みは最大9連休となったことから、初詣の参拝者は分散傾向にあったものの、三が日は天候に恵まれ、伊勢神宮へ訪れた人は内宮と外宮合わせて約42万人と去年より約10パーセント増加したということです。 コロナ禍前の2018年と比べると9割弱まで参拝者数が回復したほか、外国人参拝者数は約11万人と、記録が残る1989年以降では過去最高になったということです。 そして、次の神宮式年遷宮に向けて最初の行事である「山口祭」が今年行われることについて、鈴木市長は「神領民として次世代に伝統文化を継承していくことと、国内外に伊勢の良さ、神宮のすばらしさを訴えるきっかけを作っていきたい」と話していました。