河北麻友子、夏菜、続く吉報 SNS時代で結婚報道も変化
SNS時代に変化する芸能ニュースの在り方
また、お相手が“一般人”という表現は事務所発表や芸能ニュースによくみられるパターンとして定着しているが、そこには相手のプライバシーを守りたいという意味も込められているのだとか。 「“一般”というワードを強調するのは、同業者ではなくあくまで一般の人がお相手なのだからプライバシーを詮索するような過剰な取材は控えていただきたい、というアピールになるんですよ。メディアの人たちもそれを大義名分に突っ込んだ取材をしなくて済むという持ちつ持たれつ的な面もあったりしますね」(芸能プロダクション50代男性マネージャー) 確かに、前述のようなニュースでお相手の素性を詮索するような続報はいまのところ大手メディアになるほど目立たない。2005年に個人情報保護法が施行されたあたりから芸能ニュースの在り方にも変化が生じてきた。なんでも情報が発信しやすくなったSNS隆盛時代となり、プライバシー保護の考え方も進歩してきた。たとえ芸能人同士の結婚であっても、プライバシーを知りたいという視聴者・読者も減ってきたのではないか。過剰にプライバシーを追いかけ回す報道も完全にはなくなりはしないかもしれないが、媒体ごとの棲み分けは以前にもましてはっきりしてくるだろう。 (文:志和浩司)