石川や京都でルート見直し求める声も…北陸新幹線の大阪延伸 北陸や近畿の知事らが政府与党に早期着工要望
北陸新幹線の大阪までの延伸について北陸や近畿の知事たちが新政権発足後初めて政府与党に早期の着工を求めました。 与党や関係省庁を訪れたのは、馳知事をはじめ福井県や富山県、滋賀県の知事たち。新政権が発足して初めて北陸新幹線の大阪延伸について早期の着工を要望しました。北陸新幹線の大阪までの延伸については2016年に小浜・京都ルートでの建設が決まっています。しかし環境アセスメントの遅れなどから未だ着工には至っておらず、事業費も当初の2倍以上となる最大5兆3000億円に膨らんでいます。早期着工を求める要望に対して与党整備委員会の西田昌司委員長は、年内にも具体的なルートを固め、来年1年かけて 財源の問題を解決する方針を示したということです。一方、県内では滋賀県を通る「米原ルート」への見直し案が再燃しているほか、今月には自民党の京都府議団も「整備計画の丁寧な説明やルートの再考」を求めています。
石川テレビ