【RIZIN】桜庭大世が矢地を26秒TKO、鮮烈なMMAデビュー戦を飾る「七光でも強いことを証明できた」
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて『RIZIN DECADE』が開催されている。 【写真】桜庭のパンチに崩れ落ちる矢地 ▼第4試合 RIZINライト級(71kg)5分3R ×矢地祐介(フリー)70.85kg [1R 0分26秒 TKO] ※パウンド 〇桜庭大世(サクラバファミリア)70.60kg プロ41戦の矢地がプロMMAデビュー戦の桜庭の相手を務める。宇佐美正パトリックを完封した通り、スタンド、組みともにMMAでの武器が圧倒的に多い矢地に対し、桜庭は柔道ベース&父・桜庭和志譲りのサブミッションレスリングをいかにハメるか。QUINTETでも見せた足技・投げ技からの“繋ぎ”に注目だ。ベテラン矢地は、桜庭相手にノーチャンスのパーフェクトMMAゲームで大晦日を越えるか。 SAKUマスクで入場の桜庭大世。セコンドには桜庭和志。矢地は狂蜂クレイジービーのハチマキで入場。セコンドは八隅孝平ロータス世田谷代表。試合前に桜庭の「僕がスーパースターになれるならここで倒せる」との言葉が流れる。 1R、ともにサウスポー構え。右の蹴りから入る矢地は、右ハイも。左ハイを返す桜庭は左オーバーハンドも狙い、左ミドルハイ。その蹴り足を脇下で掴んだ矢地に、桜庭は片足立ちで長い左のショート! アゴにもらった矢地は、ヒザから崩れ、桜庭は中腰から鉄槌連打! ガードの足が効かない矢地にレフェリーが間に入った。蹴り足を取られた桜庭の落ち着いた動きは、蹴り足を掴まれてもいいことを想定して長いパンチを狙っていたか。 試合後、桜庭は「七光りでも強いんだぞ、というのを少しは見せられたらと思います。もっと練習頑張っていくので応援よろしくお願いします」と笑顔で語った。
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