【2歳新馬・京都5R】新種牡馬ウォータービルド産駒のウォータークラークがデビュー勝ち
11月3日の京都5R(2歳新馬、芝・外1800メートル、9頭立て=アスクヴォルテージは競走除外)は、田口貫太騎手の4番人気ウォータークラーク(牡、栗東・石橋守厩舎)が2番手追走から早め先頭に立つと、外から迫ったラヴァーズティフ(2番人気)の追撃を3/4馬身振り切ってデビュー勝ちを収めた。タイムは1分48秒3(稍重)。 さらに1馬身半差の3着にはサタデーサンライズ(7番人気)が入った。19年阪神JFの勝ち馬レシステンシアの半妹で1番人気に支持されたエスタンシアは5着に敗れた。 ウォータークラークの父ウォータービルドはディープインパクト産駒。JRAで3勝を挙げ、この世代が初年度産駒。母クリアーパッション、母の父キングヘイローという血統。 ◆田口貫太騎手(ウォータークラーク 1着)「ゲートがすごく良かったですし、ペースが遅かったなかでも折り合いは問題なかったです。最後の3ハロンはいい脚を持っていますし、これからもっと良くなると思います」 ◆石橋守調教師(同)「すごく派手な時計は出していなかったけど、息遣いが調教から良かった。速いところにいっても、ハーハーいっていなかった。気性も素直で扱いやすい馬。結構、稽古もきつめにやっていたし、今後についてはじっくり考えたい」