西岡良仁、地元選手にストレート快勝で2回戦進出。グラスコートでの白星は21年ウィンブルドン以来3年ぶり[ロスシー国際]【テニス】
西岡良仁がストレート勝利で2回戦へ
現地6月25日、ウィンブルドン前哨戦となる「ロスシー国際」(イギリス・イーストボーン/ATP250)シングルス1回戦が行われ、予選から勝ち上がった西岡良仁(ミキハウス/世界ランク102位)は、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のリーアム・ブローディ(イギリス/同146位)と対戦。6-3、6-4のストレートで下して、2回戦進出を果たした。 【画像】西岡良仁が2回戦へ「ロスシー国際」シングルス組み合わせ 28歳の西岡は、今季前半戦はなかなか勝利を挙げることができずに苦戦。グラスコート・シーズンを迎えた。今大会は、3年ぶり2度目の出場。予選1回戦ではアーサー・フェリー(イギリス/同243位)を6-3、6-3で、予選決勝ではアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア/同81位)を7-6(3)、6-4で下し、本戦入りを果たした。 初戦の相手は、地元イギリスのブローディ。コイントスでリターンを選んだ西岡は、落ち着いた立ち上がりでブローディのサーブを確実に返球していくと、6度のデュースにもつれた第1ゲームでブレークに成功する。その後もミスの少ない安定したプレーを続け、第9ゲームも破って6-3で第1セットを奪った。 第2セットでは第3ゲームで先にブレークを許した西岡だが、第5ゲームで3度のピンチをしのいで望みをつなげると、3-4の第8ゲームでブレークバック。第10ゲームでも粘り強くラリー戦を展開し、ブローディのミスを引き出してブレークし6-4と、1ヵ月ぶりのツアー勝利を手にした。 グラスコートでの白星は2021年ウィンブルドン1回戦でジョン・イズナー(アメリカ)を下して以来、3年ぶりのこと。2回戦で西岡は、マルコス・ギロン(アメリカ/同46位)と対戦。ギロンは1回戦で第5シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン/同27位)を7-6(5)、7-6(4)で下している。
Tennis Classic 編集部