大阪桐蔭・平嶋 桂知投手（右）、石田 智能捕手（中央）、健大高崎・石垣 元気投手（左）

　阪神甲子園球場（兵庫・西宮市）で開催される第106回全国高校野球選手権大会（甲子園）の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われた。 【一覧】第106回全国高校野球選手権大会 抽選結果 　今大会の抽選会では、センバツ王者の健大高崎や名門・大阪桐蔭など優勝候補の一角が同ブロックとなり激戦必須の組み合わせが実現した。春夏連覇がかかる健大高崎（群馬）は、初日の第2試合で英明（香川）と対戦。エース左腕・佐藤 龍月投手（2年）を怪我で欠くものの、石垣 元気投手（2年）、下重 賢慎投手（2年）に加え、箱山 遥人捕手（3年）、田中 陽翔内野手（3年）ら投打でタレントが揃っている。 　大阪桐蔭（大阪）は大会2日目の第1試合に登場する。初戦から2年ぶり沖縄大会を制した強豪・興南（沖縄）と激突。境 亮陽外野手（3年）、 徳丸 快晴外野手（3年）らを中心とした上位打線は強力で、エースの高校日本代表候補右腕・平嶋 桂知投手（3年）や、2年生ながら県大会でも好投を見せた中野 虎大投手（2年）、森 陽樹投手（2年）ら投手陣の活躍にも注目が集まる。 　大会2日目の第2試合は、明豊（大分）と小松大谷（石川）が対戦。4年連続の出場となった明豊は昨夏甲子園、センバツ大会など大舞台を経験した選手たちが残り、今春の九州大会では昨夏甲子園4強入りを果たした神村学園（鹿児島）を倒して優勝するなど勝利を積み重ねてきた。高校日本代表候補の木村 留偉外野手（3年）、石田 智能捕手（3年）ら実力者を軸に「死の組」を勝ち上がることが出来るのか注目だ。 　他にも初日の第3試合では智辯学園（奈良）と岐阜城北（岐阜）も初戦突破をかけて戦う。今大会最大の「死の組」となったブロックを制するのはどこになるのか。今から目が離せない。