手控えムードの日本株市場で「今後の評価」に期待の3銘柄
日本各地の神社で酉の市が開催される11月。年末高に向けて、株式市場のムードも盛り上がるか(写真:genki/PIXTA)
11月18日の日経平均株価は午前に一時2万8000円台に乗せる場面があったものの、買い上がる材料に乏しいことから午後は手控えられ、終値は前日比で小幅安となった。来週(21~25日)の東京株式市場は、今週とほぼ同様に、日経平均2万8000円をめぐる小幅なレンジでの攻防が続きそうだ。 2022年4~9月期の決算発表が終了したことによる手がかり材料難に加え、23日の「勤労感謝の日」の祝日で休場が挟まることから、手控え姿勢が強まろう。依然としてFRB(アメリカ連邦準備制度理事会)の金融政策への懸念は継続しているが、次回のアメリカの雇用統計や消費者物価指数、FOMC(連邦公開市場委員会)までは動きが取れない状態が続くとみられる。来週の日経平均の想定レンジは2万7700~2万8300円とする。
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冨田 康夫