「“監督・鬼木達”として育ててくれたのは皆さんなんです」川崎を去る名将が涙のラストスピーチ。26年間の感謝を口に
「ありきたりな言葉しかないですど、感謝しています」
今シーズン限りで退任する川崎フロンターレの鬼木達監督が12月8日、ホームで行なわれた自身のラストゲームであるJ1最終節・アビスパ福岡戦後(3-1)のセレモニーで、これまでの感謝を口にした。 【動画】家長昭博、ラストマッチの鬼木達監督に捧げる先制弾! 通算ではJ1リーグ4回、ルヴァンカップ1回、天皇杯2回と就任後の8年間で7つのタイトルを獲得。川崎の歴史を作った名将は川崎でのラストスピーチで、涙を拭い、言葉を詰まらせながら次のように語った。 「退任発表してから多くの方からメッセージをいただいたり、麻生グラウンドで色々な言葉をかけていただきました。多くの言葉は『タイトルを獲ってくれてありがとう』と『7つも』と、そういう話をいっぱいいただきました。 でも自分の中では、タイトルを獲らせてくれたのは皆さんであり、自分と関わってくれた選手、コーチたち、みんなのおかげだと思っています。“監督・鬼木達”として育ててくれたのは皆さんなんです。本当に皆さんに感謝しています。ありがとうございます」 続けて、「ジュニア、ジュニアユースでもプロでも監督経験がないなかで自分を信じて監督にしてくださったクラブ、それを信じて一緒に戦ってきてくれたファン・サポーターの皆さん、ありきたりな言葉しかないですど、感謝していますし、ありがとうございます」と言葉を振り絞った。 川崎の一時代を築いた鬼木監督が、現役、コーチ時代を含めて計26年間過ごしたクラブでの戦いを終えた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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