再開発急加速 札幌駅近くにドラッグストア 大通東4丁目には移転した新聞社の新社屋 移転跡地に複合ビル
HTB北海道ニュース
来年春、札幌駅の近くに大型のドラッグストアが誕生します。また、大通地区も新聞社の社屋移転で再開発が加速しそうです。 鈴木麻友記者) 「JR札幌駅の東側ではタワーマンションの工事が進んでいます。さらにそのすぐ隣にはドラックストアなどが入る施設や、大きな病院が建設中です」。 北海道新幹線の札幌駅の東側にあたる北6条東2丁目と3丁目のエリア。 東2丁目に建設される全面ガラス貼りの建物は来年4月に開業予定のホテル。客室数は600を超え1900人以上が宿泊できます。30階建てのツインタワーはマンションで、来年7月までに順次完成する予定です。 隣の東3丁目エリアでは来年4月に総合病院の「カレス記念病院」がオープンする予定。隣には医療モールが誕生し、1階はドラッグストアの「ツルハ」で24時間営業。 2階にはツルハの調剤薬局、3階には複数のクリニックが入る計画です。 ここから南に1キロほど離れた大通東4丁目で今月から本格稼働したのは… 道新・宮口宏夫社長) 「社員そしてテナントの皆様に最新最適の執務環境で働いていただく。それで生産性が上がって、会社の事業が成長することも思っていました」。 北海道新聞社の新社屋です。デザインは新聞紙面をイメージしていて建物は地上9階建て。 一般の人が過去の新聞を閲覧したりイベントを行うスペースもあります。 札幌市・秋元市長) 「歴史と新しいものが混在しているそういう住環境ということで開発されているということで、新しい船出にふさわしいエリアなのではないかなと思っています」。 鈴木麻友記者) 「時計台がある札幌の一等地に建つ北海道新聞の旧本社。こちらも解体され、新たなビルが建つ予定です」。 かたや、大通西3丁目の旧社屋の跡地には高さおよそ85メートルの2棟の複合ビルを建設する計画です。 北側の建物にはオフィス。大通公園に面した南側にはホテルが入る計画です。市民が利用できる時計台を見渡す広場や大通公園と一体感のある休憩スペースなども設けられる予定です。
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