全仏OP15年連続8強入りのジョコビッチ「右膝内側半月板損傷」で棄権 シナーやアルカラス誰が勝っても新王者へ
男子テニスの四大大会、全仏オープンでは、世界ランク1位37歳のジョコビッチ選手(セルビア)が準々決勝を棄権すると発表しました。 【画像】スポーツのアカデミー賞とも言われるローレウス世界スポーツ賞を受賞したジョコビッチ選手 受賞は5度目 ディフェンディングチャンピオンとして臨む今大会は、大会9日目の世界ランク27位フランシスコ・セルンドロ選手(アルゼンチン)との4回戦でフルセットの末に勝利。この試合で15年連続18度目のベスト8入りとなりました。 しかしこの試合でメディカルタイムアウトを取るなど、右膝の負傷ため欠場を決意。キャスパー・ルード選手が準決勝に進みます。
試合後、自身のインスタグラムを更新。「本当に残念ですが、ローランギャロス(全仏オープン)から棄権せざるをえないことを発表します。昨日の試合では全力でプレーしましたが、残念ながら右膝内側半月板損傷により、チームと慎重に検討・協議した結果、苦渋の決断を余儀なくされました。今週出場している選手の健闘を祈るとともに、素晴らしいファンの皆さんの愛と変わらぬサポートに心から感謝します」とつづりました。 今大会は14度の優勝を誇る37歳のラファエル・ナダル選手(スペイン)が1回戦で敗退。ジョコビッチ選手も大会を去り、残った選手は世界ランク2位ヤニック・シナー選手(イタリア)や世界ランク3位カルロス・アルカラス選手(スペイン)らを筆頭に、誰が勝っても新王者となります。