「日本やアジア人選手のファンなんだ」

移籍市場で注目を浴びる久保（左）と三笘（右）。（C）Getty Images

　移籍市場に精通したイタリア人のファブリツィオ・ロマーノ記者がABEMAのスポーツ番組『ABEMAスポーツタイム』のインタビューで、日本人選手について言及した。 【画像】小野伸二、セルジオ越後、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開！ 　日本人選手といえば、Jリーグから海外クラブが引き抜く場合、移籍金の安さが魅力となっている。例えば、ブライトンが三笘薫獲得のために川崎フロンターレに払った金額はわずか300万ユーロと見られており、その後の活躍を見れば、破格だったのは自明の理だ。 　古橋亨梧の大ヒットを皮切りに、セルティックが前田大然や旗手怜央らを次々に引き抜いたのも、Jリーグには、欧州に比べ明らかに安価で質の高い選手がいると分かったからだろう。 　もちろん、評価されているのは“コスパ”だけではない。世界的に有名な同記者は「僕は日本やアジア人選手のファンなんだ」と切り出し、サムライ戦士の魅力についてこう語る。 「日本人のプロフェッショナルな姿勢はヨーロッパや南米、ましてやイタリア人にはない稀有な才能だよ。特に現代サッカー界において非常に大きな価値があると思っている」 　技術だけでなく、プロ意識の高さも評価を上げる要因となっているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部