TBS定例社長会見で龍宝社長、亡くなった西田敏行さん、ピーコさんを悼む
TBSの定例社長会見が30日、東京・赤坂の同局で開かれ、龍宝正峰社長が17日に76歳で亡くなった俳優西田敏行さんを追悼した。 西田さんは1967年に同局の「渥美清の泣いてたまるか」でドラマデビューしたのをはじめ、「ありがとう」(68年)、「三男三女婿一匹」(76年)、「タイガー&ドラゴン」(2005年)、「俺の家の話」(21年)など数多くの連続ドラマ、スペシャルドラマに出演。今年1月期の日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」にも出演していた。 龍宝社長は「西田さんは『タイガー&ドラゴン』『俺の家の話』では本当に素晴らしい演技をしていただき、『さよならマエストロ―』では重要な役を演じられました。制作スタッフからは撮影中にスタッフ、共演者に笑顔で優しい言葉をかけてくれ、『太陽のような方だった』と聞いております。エンターテイナーとして素晴らしい方でした。謹んで哀悼の意を表したいと思います」としのんだ。 また龍宝社長は9月に79歳で他界したタレント・ファッション評論家のピーコさんについても「ピーコさんは(同局の生活情報番組の)『ジャスト』という番組で辛口ファッションチェックを担当していただいた。辛口の中でも愛のあるコメントでピーコさんの人柄を示していました。優しい人だったと聞いています。謹んでお悔やみ申し上げます」と悼んだ。
中日スポーツ