欧州1年目で即スタメン「段違いに成長」 海外監督が23歳日本人を絶賛「日に日に良くなっている」
佐野はマインツの3連勝に大きく貢献、ヘンリクセン監督も絶賛
ドイツ1部マインツで活躍中のMF佐野海舟の評価は日に日に高まっている。今季ブンデスリーガでここまで全12試合にスタメン出場。ボー・ヘンリクセン監督も「日に日に良くなっている」と絶賛した。鹿島アントラーズ時代(150万ユーロ/約2億3000万円)から100万ユーロ(約1億6000万円)市場価値が上がっている佐野に注目が集まっている。 【動画】「バケモンじゃん」 佐野海舟が披露した“2連続タックルの瞬間 マインツは直近3連勝と波に乗っている。その中心で攻守の要となっているのが23歳の佐野だ。2ボランチの一角を担う佐野は今シーズン加入したばかりにも関わらずスタメンに定着し、ドイツ誌「キッカー」の紹介ではヘンリクセン監督も「彼は信じられない。日に日に良くなっている」と驚きを隠さなかった。もっとも、加入当初は「ドイツ語も英語も何も話せない」部分でコミュニケーションの不足があった。だが監督が企画し35分間のミーティングを実施。「彼が笑顔を見せてくれた。彼はかなり内向的だからね。彼が楽しんでいることがわかったよ」と、その効果を実感している。 12月1日の第12節ホッフェンハイム戦(2-0)ではボール奪取、展開力、コンビネーションを駆使したパス交換で相手を翻弄。ドイツ移籍情報サイト「Transfermarkt」によれば、10月のアップデートで佐野の市場価値は250万ユーロ(約4億円)まで上昇。「ビッグクラブいっちゃう」「日本のボランチで1番」「まだ23歳」「段違いに成長」「なにもかもが規格外」といった賞賛の声もファンから届けられていた。
FOOTBALL ZONE編集部