【速報】さつま町に自衛隊弾薬庫の整備が決定 防衛省、2025年度予算案に設計費2億円
防衛省は27日、鹿児島県さつま町の中岳周辺(永野、中津川)で検討している自衛隊の弾薬庫(火薬庫)について、正式に整備を決めたと明らかにした。測量や地質などの適地調査を踏まえて整備が可能と判断し、2025年度予算案に設計費として約2億円を計上した。棟数は未定。 【写真】弾薬庫を整備することが決まった中岳=さつま町永野
防衛省は24年度当初予算に2年分の調査費として10億円を計上。6月から適地調査に着手し、航空や地上での測量、地盤の強度を調べる地質調査などを順次進めてきた。地質調査は25年2月、環境・水源調査は26年3月までを見込んでいるが、調査の途中段階で整備が可能との結論に至った。 さつま町では18年、町商工会などが協議会を立ち上げ、地域活性化を目的に防衛施設誘致を展開してきた。
南日本新聞 | 鹿児島