【関西大学ラグビー】同大、2連勝で2季連続の最下位は回避 入替戦は関大―立命大戦の結果次第
◇ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第7節 同大39―38摂南大(2024年11月30日 東大阪市花園ラグビー場) 昨季最下位の同大は昨季7位の摂南大と対戦し、39―38で勝利して2連勝を飾った。この結果により7位以上が確定し、2季連続となる最下位は回避した。 最終節2試合を残して7位以上が確定。Aリーグの7~8位とBリーグの1~2位が対戦する入れ替え戦に進むかどうかは、午後2時キックオフの関大―立命大戦の結果次第となる。 前半は序盤から勢いに乗り、4分にFW戦にこだわって最後はロック寺北亘佑主将(4年=常翔学園)がインゴールにボールを押さえて先制トライ。8分にPG、13分に寺北が2トライ目を挙げて17―0とする。 だが、ここから摂南大に主導権を握られ、3連続トライを献上。17―19とされながらも、終了間際の40分に寺北がラックから3トライ目を挙げ、22―19で前半を折り返した。 後半は開始早々にトライを許して再逆転されたが、SO大島泰真(3年=京都成章)を軸に速いテンポでボールを動かし、ここから3連続トライで39―26と逆転。その後に2トライを返されながら、39―38でノーサイドを迎えた。 昨季、8校制となった64年度以降で同校初となる7戦全敗で過去ワーストの最下位に沈んだ同大。リーグ優勝48度、大学選手権で4度の優勝を誇る名門にとって今季は復権が期待されたが、開幕5連敗と苦しんできた。 前節の関大戦を31―29で制して今季初勝利。関西リーグで白星を挙げるのは、22年12月3日の最終節天理大戦以来、722日ぶりだった。