2か月あっせん停止で失意の40歳競輪選手、同期同学年スター選手から救いの手…?! 「浅井康太から自転車が届いた」/小倉ミッドナイト
小倉競輪のミッドナイト「ウィンチケットミッドナイト競輪(F2)」は30日、初日を迎える。5RのA級予選に出走する植草亮介(40歳・千葉=90期)に話を聞いた。 11月は名古屋と前橋で連続決勝進出を果たした植草亮介。「落車の影響があったけど、運が良くて(決勝に)進めた」とまだ本調子ではない様子。「今回は8、9割くらいまで戻っていると思う」と、上昇を示唆した。 ほぼ1年前の西武園最終日に誘導妨害で失格。昨年12月の京王閣を最後に、今年3月の別府で復帰するまでレースに出場できなかった。そんな失意の植草を、同期同学年のスター選手が救いの手をさしのべた。 「もうやる気を失ってしまっていたら、浅井康太(40歳・三重=90期)から自転車が2台届いたんです。ありがたかったですね。簡単に乗り方も教えてくれた。自分も教えてくれる練習の意図とかを聞いたりして。そこから浅井が送ってくれた自転車に乗っています。以前もnetkeirinに記事が上がって、いろいろな選手から"浅井選手の自転車に乗っているんですね!"って反響が大きかった。今回も載せてください。同期同学年に感謝してるっていう感じで」 直近4か月の競走得点は90点を超えた。 「ほんと、浅井のおかげです。今こういう成績を残せているのは。浅井は競輪祭も決勝に乗って、頑張ってましたよね。アイツは自分の倍くらい練習をやっている。すごいですよ。彼には感謝してるし、刺激をもらってます。今度は自分が小倉で頑張りたい。」 同期同学年の浅井が大活躍した同じバンクで、浅井フレームに乗る植草が奮闘を誓った。(netkeirin特派員)