「日本が羨ましい」韓国メディア、スキャンダルで揺れる自国サッカー界とサッカー日本代表を比較しため息「下り坂を歩く」
FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)グループC第3節サウジアラビア代表、第4節オーストラリア代表戦を間近に控えているサッカー日本代表。韓国メディア『nate』は現地時間6日に、スキャンダルに揺れる韓国代表と順調な日本代表を比較していた。 【画像】サッカー日本代表 10月シリーズのベストメンバーがこれだ! 韓国サッカー界は、今年7月に韓国代表の指揮官に就任したホン・ミョンボ監督の選任過程に問題があったというスキャンダルに揺れている。この問題で大韓サッカー協会(KFA)は韓国国内で批判を浴びており、関係者が国会に召喚されるという前代未聞の状況に発展していた。これに付随して不透明なお金の流れがあったとも指摘されており、KFAの会長を務めるチョン・モンギュ氏に対して国内から退陣を求める声も高まっている。 さらに、韓国はこの問題に政府が介入したことを問題視されて国際サッカー連盟(FIFA)とアジアサッカー連盟(AFC)から警告を受けており、今後の展開によっては韓国代表のW杯出場権が剥奪される可能性もある状況だ。 9月に行われたアジア最終予選においても、韓国代表はパレスチナ代表に0-0で引き分け、オマーン代表との試合でも82分にようやく勝ち越せたという苦しい状況だった。一方の日本代表に関しては、中国代表に7-0、バーレーン代表に5-0とW杯本戦出場に向けて順調な滑り出しを見せている。 同メディアは、「客観的に日本はアジアで最も優れた競技力を見せている。間違いなくワールドカップのチケットを獲得するだろう」と日本が好調を維持していることを強調した上で、「一方で韓国は日本と違って雑然とした雰囲気が続いている。22年のカタールワールドカップでは16強進出を成し遂げたが、以降は下り坂を歩いている。ユルゲン・クリンスマン監督を解任して、新しくホン・ミョンボ監督を迎えたが同監督をめぐる選任過程問題のため騒々しい状況だ。順調な日本がただ羨ましい」と、スキャンダルに揺れている自国と日本を比較してため息をついていた。
フットボールチャンネル編集部