2023年に“カレラ スキッパー”でヨットレース界に復帰したスイス時計ブランド“タグ・ホイヤー”は、ローズゴールド製ケースを採用した新バージョン、タグ・ホイヤー カレラ スキッパーを発表した。2024年4月中に発売される予定だ。

“Watches ＆ Wonders Geneva 2024”（ウォッチ＆ワンダーズ ジュネーブ）で発表されたローズゴールド製スキッパーは、前作同様に、ベストセラー“グラスボックス”のデザインをベースに採用。セーリングウオッチとしての機能をフル装備した高い有用性はそのままに、サテンとポリッシュ仕上げを組み合わせた39㎜の18K 5Nローズゴールド製ケースが、コレクターを魅了するレベルにまで洗練させている。 【画像】3色のカラフルな“レガッタカウンター”をもっと見る

フランジに5分間隔で配された三角形マーカーや、フランジのラインに沿って配されたローズゴールドのアプライドインデックス、6時位置の角度付き日付表示など、どことなく海洋界とのつながりを感じさせるティテールが与えられた。

シーブルーの文字盤には、“イントレピッド・ティール”の12時間計カウンターと、3色で5分単位に3分割された15分計レガッタカウンターをレイアウト。どちらのサブダイヤルにも、視認性を考慮したコントラストが際立つカラーが与えられた。こうした色使いは、1968年のオリジナルに使用されたものが再現されているという。 シースルーのケースバックから見ることができるムーヴメントは、自社製スキッパー用キャリバー“TH20-06”。このキャリバーは、垂直クラッチを備えたコラムホイール クロノグラフ ムーヴメントで、タグ・ホイヤーのシールドロゴを象った新しい両方向回転式ローターによって、約80時間のパワーリザーブを実現している。 ベルトは、ケースと同じローズゴールド製クラスプで留めるブルーのファブリックベルトが組み合わせられ、細部に至るまでラグジュアリーな仕上がりだ。価格は269万5000円。 【問い合わせ先】 LVMHウォッチ・ジュエリー・ジャパン　タグ・ホイヤー TEL.03-5635-7054