「まだまだ、この先、厳しい、厳しい戦いが…」 札幌指揮官が最下位脱出で光差す残留目標へ 「とにかく残りの9試合、毎試合で勝つ」
北海道コンサドーレ札幌が明治安田J1リーグでついに最下位を脱出した。 1日に行われた第29節で14位川崎フロンターレをホームに迎え撃った札幌。川崎Fが攻めの主導権を握る時間が多かった試合だが、苦しい場面でGK菅野孝憲の好守も光らせ、青木亮太の1得点1アシストで2-0と勝利した。 【動画】青木亮太がピンポイントクロスで追加点もアシスト 7月中旬から少しずつ結果が伴う戦いぶりを披露しはじめ、これで今季最長の3連勝。直近7試合でわずか1敗の4勝2分けでサガン鳥栖を抜き去り、ついに最下位脱出の19位に浮上した。 だが、試合後に『DAZN』でフラッシュインタビューに応じたミハイロ・ペトロヴィッチ監督は連勝中のチームを率いる指揮官と思えぬ雰囲気を醸し出した。 「3連勝したということで、本来ならハッピーでなければならない。ただ、今の、我々の置かれる状況を考えると、3連勝しても決して手放しで喜べるような状況ではない。我々、札幌にはまだまだ、この先、厳しい、厳しい戦いが待っていると思う」 残留圏まで7ポイント差で残り9試合へ。そこに向けては「ここ最近のゲームと変わらない。とにかく残りの9試合、毎試合で勝つ。我々が目指すところはやはりそれしかない」と話した。 監督が言うとおり、ここからが勝負どころの札幌だが、猛追態勢で光が差し込む。
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