47㎡、2人暮らし。好きなものだけが並ぶ部屋で暮らす、ひでまるさんの「ダウンサイジングストーリー」
▶ひでまるさん(右)とパートナーのぶたじるさん(左) 「昔は不満があってもため込んだりケンカしたりでしたが、心に余裕ができた今は、『少し話し合わない?』と気持ちをスムーズに伝えやすくなりました」
▶思い出の品「ビカクシダ」は部屋のシンボルグリーンに 天井から吊るされたビカクシダは、独立祝いにぶたじるさんがプレゼントしてくれた思い出の品で、部屋のシンボルグリーン。
▶アートを飾る心のゆとりも 部屋が整っていくにつれ、アートを飾る心のゆとりが。グリーンと組み合わせて、座った目線から眺められる場所にディスプレイのコーナーを。
▶小物は〝見せる収納〞に 洗面所に置いた小物は、〝見せる収納〞で管理しやすく。イケアで見つけたミニカーなどを飾るウォールシェルフにメガネ類を、ドールハウスにスキンケアアイテムを収納。
Downsizing Rules:ひでまるさんのダウンサイジングルール5
Rule_1:今日は「引き出し1段だけ」と、ハードルを下げる あえて整理する範囲を狭くし、小さな達成感を積み重ねていく。その日できることができていれば自分を褒め、片付けを習慣化。 現在所有している靴は、黒い革靴とスニーカー、サンダルの3足のみ。履き終わったら手入れをして、靴箱に保管。
Rule_2:思い出の品は無理に手放さない 使用頻度は低くとも、見るだけでうれしく、勇気づけられるものは人生に必要なもの。まずは判断が即決できる、ほかの不用品から整理を。 無印良品のトタンボックスに詰まった吹奏楽のCD。数年ごとに取り出して聴くので、思い出の品として大切に保管。
Rule_3:ものを増やせないかたちの収納を作る ものの住所を決め、持つ量はそこに収まる分だけにすれば、ものが無制限に増えていくのを防げます。あふれたときは、整理のタイミング。 ひでまるさんが特にこだわる〝洗濯動線〞。洗濯・乾燥を終えたらその場でたたみ、下着や靴下は即、横の引き出しへ。
Rule_4:リセットしやすい動線にする 家事は毎日のこと、できる限り効率のいい動線にすれば、片付けの負担も激減。動線を丁寧に考えることが、片付く部屋への近道です。 ボックスがずらりと並んだ棚は、2人の仕事道具や思い出の品を収める場所。ラベルは上部や取っ手の下などの死角に貼り、正面から見えない工夫をしている。
Rule_5:ゴミ回収日の前日に持ち物を見直す 回収日前は毎回、2人で部屋をウロウロして不用品のチェックを。毎週来るタイミングを利用して、不用品の手放し習慣を継続させます。 一つ一つに思い入れのある植物や小物たち。季節や気分で配置を変えることで、ものを増やさずにインテリアを満喫。 Staff Credit 撮影/上原朋也 取材・原文/田中のり子 こちらは2024年7月号(6/7発売)『暮らしの「ダウンサイジング」で、人生が変わった!』に掲載の記事です。※商品価格は消費税込みの総額表示(2024年7月号現在)です。