奥川恭伸“980日ぶり勝利”に涙「本当にうれしかったです」あふれる感情を抑えきれず
◇プロ野球セ・パ交流戦 ヤクルト5-3オリックス(14日、京セラドーム) ヤクルトの奥川恭伸投手は、2年ぶりとなる1軍の先発マウンドで今季初勝利。レギュラーシーズンでは、2021年10月8日阪神戦(神宮)以来、980日ぶりの勝利を飾りました。 【画像】2年ぶりの1軍先発、ヤクルト奥川恭伸投手 度重なるケガで、ほぼ2シーズンは戦力になることができなかった苦しい時間を乗り越えた奥川投手。勝利の瞬間は、満面の笑みでチームメートと喜びを分かち合いました。 試合後にはヒーローインタビューに登場。「本当に長いこと、ファンの皆さんにたくさん期待してもらっている中で、すごい長い時間を待たせてしまったので、本当に今日勝つことができてうれしい気持ちです」と心境を語りました。 ファンからは大きな拍手が送られると、その後のインタビューでは感極まった奥川投手。「(1軍は)本当に久しぶりだったので、緊張しましたし、この2年という期間の中で…」。するとここからインタビューの途中でこらえきれず涙。あふれる感情を抑えることはできませんでした。 声を震わせながら、言葉にしたのはファンへの感謝。 「今日も本当に…たくさんのファンの方に温かいご声援をいただいて…本当にうれしかったです。(打線が)点数も取ってくれましたし、守備の方でもチームのみんなに助けてもらいました。これからもまた勝ちに向けて一生懸命腕を振り続けたいと思います。応援よろしくお願いします」 インタビューを終えると球場は“奥川コール”。奥川投手は帽子を脱ぎ、ファンの声援に応えました。