オリックスで「伸びしろ」ありますよ!現役ドラフトで移籍、本田圭佑が無回転投球で輝くぞ
現役ドラフトで西武から移籍したオリックス・本田圭佑投手(31)が14日、大阪市内の球団施設で入団会見を行った。同姓同名でサッカーの元日本代表MF本田圭佑(38)のように伸びしろを示し、新天地で躍動することを誓った。 もっともっとやれる。新加入の本田は今回の移籍を伸びしろと捉え、オリックス投手陣に厚みを加える決意を語った。 「環境が変わって学ぶこともたくさんできる。きっかけをつかんで今まで知らなかったことができるようになるとか、伸びしろがあれば」 同姓同名のサッカー元日本代表の本田圭佑は、実力や実績で劣っている状況を「伸びしろはMAX」と表現し、可能性を信じて突き進んだ。努力を重ねてレベルアップし、W杯で日本選手初の3大会連続得点をマーク。38歳となった今もサッカー選手として精力的に活動している。 球界の本田は2022年に救援で自己最多の45試合に登板し、20ホールド(H)、防御率1・97をマーク。昨季は2H、今季は10Hだったが「新たな球団でやらせてもらうことはプラスになることばかり」と前向きだ。 「たくさんの方に知ってもらえるように、1軍で抑えることが大事」 緩急をつけた組み立てが武器の31歳右腕。〝本家〟の代名詞だった無回転フリーキックのように、変幻自在の投球で輝きを放つ。(織原祥平) ■本田 圭佑(ほんだ・けいすけ) 1993(平成5)年4月24日生まれ、31歳。宮城・仙台市出身。東北学院高、東北学院大を経て2016年にドラフト6位で西武に入団。今季は31試合に登板し、1勝4敗、10ホールド、防御率4・11。通算では138試合に登板し、12勝21敗、32ホールド、防御率3・82。来季年俸2900万円。180センチ、80キロ。右投げ右打ち。背番号「60」