トルコ製造業PMI、11月48.3に改善 コスト圧力緩和
[イスタンブール 2日 ロイター] - イスタンブール商工会議所とS&Pグローバルがまとめた11月のトルコ製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.3で、好不況の分かれ目である50を8カ月連続で下回ったものの、10月の45.8から改善した。 新規受注と新規輸出事業の落ち込みが和らいだ。9カ月にわたり減少していた雇用は増加に転じ、投入コストと産出価格の上昇が鈍化した。 S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、アンドリュー・ハーカー氏は、産出価格の上昇がこの5年間で最も穏やかとなったことが新規受注につながったと指摘した。価格圧力の緩和傾向は今後数カ月間続くことが期待され、需要の一段の回復につながると予想した。