小池都知事が定例会見3月23日(全文1) 古い携帯電話を集めて五輪メダルに
メダルプロジェクトの現在の回収状況は?
NHK:3月幹事社、NHK【カサマツ 00:12:43】です。幹事社から質問します。冒頭にあったメダルプロジェクトなんですけれども、東京では1年ちょっと前に回収箱を設けて、確か去年の夏ぐらいには5万個に、電子機器の回収5万個が達成したということでした。現在の回収状況、それと知事の受け止めを聞かせてください。 小池:先日、10万個を超えたところであります。詳しくは、あ、ごめんなさい。今、9万3000個で、10万個を目指しているということであります。これは携帯電話の数で、あと集めているのは小型電子機器ということで、例えばパソコンとかカメラとか、いや、それを出せとは言っていないですから大丈夫です。小型機器、いろいろなものに入っておりますので、金、銀、銅という素材として。ということで、それは数え方がトンになるんですね。というので、これはじゃあいったい何個に匹敵するのかなど、組織委員会と集めてやりますので、全体像をちょっと把握するようにと、先ほどこの都市鉱山のことの話をしながら指示をしたところであります。だいたい分かればと思いますが、5000個作るっていうのはそう簡単な話ではない。 ただ、私はこの話を、海外からのお客さまにお話しすると、非常に分かりやすいっていいましょうか、このプロジェクトは大変いいと言ってくださいます。そして、ご承知のように各国から政府の関係者の方とか、イギリスだったらメイ首相から始まって、それからオーストラリアもニューサウスウェールズ州の知事がいらしたり、イアン・ソープさんもそのとき一緒に来られてというふうに、海外からのお客さまがだいたいもう、携帯電話、たぶん大使館の館員の方の古いあれだと思うんですけれども、それをお持ちくださるというのがもう、儀式のようになってしまっているくらい、非常にメッセージ力があるというふうに思います。ぜひこの件については東京のレガシーの1つにできるように、これからも皆さんの協力をお願いしたいと思っております。NHKのほうでもぜひ、都市鉱山、みんなで頑張ろうといって取り上げていただければ大変助かります。よろしくお願いいたします。 【連載】小池都知事が定例会見2018年3月23日(全文2完)へ続く