小池都知事が定例会見3月23日(全文1) 古い携帯電話を集めて五輪メダルに
東京都の小池百合子知事が、23日午後2時から定例会見を行った。冒頭発言では、携帯電話や小型家電で東京五輪のメダルをつくるプロジェクトに関する報告があったほか、その後の質疑では、廃止が決まった特別顧問の廃止や築地再開発に関して計上された予算案への質問が出た。 【画像】小池都知事が定例会見3月23日(全文2完)特別顧問廃止も外部からの助言検討 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】東京都・小池百合子知事が定例会見(2018年3月23日)」に対応しております。
選抜高校野球の東京代表・日大三高にエール
NHK:小池知事、定例記者会見を始めます。知事、よろしくお願いいたします。 小池:まず私のほうから、今日は4点お伝えすることがございます。まずは、今日から第90回の選抜が始まっております。東京都からは日大三高が出場ということで、早速、第1試合、あしたの第1試合からということでございます。日大三高の選手の皆さんを都庁からも送り出したこともあって、また、主将がチームの仲間全員で優勝旗を持ち帰ってくると、力強くそのとき言ってくれていましたので、しっかり応援していきたいと思っております。ぜひ、いつもの、なんて言うんでしょう、練習の成果を存分に発揮していただいて、甲子園でいい試合を行って、勝ち抜いていただきたいと、こう思っております。まず冒頭、エールを、野球、甲子園野球児のほうに飛ばしたいと思います。
家に眠る古い携帯電話や小型家電でメダル・プロジェクト
それから、私も会場を何カ所か見てまいりましたが、平昌のパラリンピックに参りましたので、そのご報告でございます。3月17日から19日までの間、平昌パラリンピックの大会に赴きました。そして選手村、競技施設、それからバリアフリーの状況などを視察してまいりました。閉会式のほうにも出席いたしまして、最後の締めを見届けてまいったところでございます。さまざま、バリアフリーの工夫がされていたり、それからボランティアの皆さんが非常に誇りを持って当たっておられることなど、印象的でございました。 これまでも報告などを職員などから聞いてきたわけでございますけれども、直接見ることで、3Dでといいましょうか、高さなどを自分で実感することなどなど、プラスの効果があったのかなと思います。何よりも、今回も平昌大会前半のオリンピックのほうでは13個のメダル、パラリンピックでは10個のメダルを獲得するということで、選手が大活躍されて、日本中がまた盛り上がったということだと思います。そして最後、閉会式ではパラリンピックの会長のほうから、いよいよ次は東京ですね、というふうにも声を掛けられたところであります。ぜひ、この盛り上がりを次の東京大会のほうにつなげていきたいと考えております。 で、メダルの話ついでにということではないんですけれども、この都庁でも、今も毎日いろんな方がお届けいただいております、小型の電子機器でありますけれども、いわゆる「都市鉱山から作る!みんなのメダルプロジェクト」についての動画を、また作りましたので、お知らせしたいと思います。早速ご覧いただきたいと思います。 小池(VTR):集めている小型家電の種類も多いんで、ぜひお宝を、おうちの中で探していただいて。 男性(VTR):こうやって国民の皆さまが一丸となってメダルを作ってくださるっていうのは、選手はもしかしたら支えになるかもしれませんし。 小池(VTR):ご自宅で眠っている古い携帯電話であるとか、パソコンなど、中には金、銀、銅、いっぱい詰まっているんですね。でも、5000個作んなくちゃいけないんですよ、金、銀、銅のメダルを。というので、まだ道半ばでございます。もう一度あらためて、ご自宅に、古い、この携帯電話、それから小型家電、転がっていないか、あらためて見てください。 小池:ということでしばらく続きますので、ご覧いただければと思いますけれども。最近はこれ、環境省が主体となって、テレビコマーシャルで全国的にも流すようにもなっております。これからも全国各地で、それぞれ受け手となるところも用意されておりますので、ぜひ、このメダルプロジェクトにご参加いただくことによって、2020年大会に、ご自身がコミットするという感覚を、共有してもらいたいと、このように思っております。これ、今の動画でありますけれども、東京動画のほうに載っけておきます。 それから同じく、この都市鉱山なんですけれども、ちょうど今、年度末で引っ越しのシーズンなので、この際、お宝探しをやってみたらいかがという呼び掛けで、年度末宝探しキャンペーンを開催するというお知らせでございます。で、今の話でありますけれども、新宿西口の大型デジタルサイネージなどで映像を放映したり、それから都の都庁の受付窓口で、先ほどの映像にもありました、一口メッセージ、一言メッセージのパネル展示も実施いたします。まだまだメダル、5000個には道のりは長い、道半ばって言っていますけど、道のりは長いものがございますので、お住まいの区市町村の窓口、それから都立のスポーツ施設など、メダル協力ボックスにお持ちいただければということであります。ということでオリパラに関連してのご報告でございました。