フランス代表の「ベンゼマ復帰待望論」は再燃するか【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
代表のCFが苦戦する一方、素晴らしいシーズンを送り…
R・マドリーのジダン監督に「現時点でのベストプレーヤー」と絶賛されるほど絶好調のベンゼマだが、代表のデシャン監督は復帰待望論には冷ややかな姿勢だ。(C) Getty Images
2018年W杯で世界王者の一員となりながら、チェルシーで出場機会をさらに減らしているジルーは、EURO2020に出場できるのか。蒸し返されつつあるのが、フランス代表から外されてきたベンゼマの復帰待望論だが……。(文:フランソワ・ヴェルドネ/訳:結城麻里 2019年12月19日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック フランス』を転載) ―――◆―――◆――― EURO2020のフランス代表は、どうやら険しい道を歩むことになりそうだ。グループステージの組分け抽選でドイツ、ポルトガルと同居するグループFに振り分けられたのだ。2014年ワールドカップを制したドイツ、EURO2016王者のポルトガル、そして2018年W杯で優勝した現世界王者のフランスがしのぎを削る、文字通りの“死の組”だ(編集部・注/死の組となったグループFの4か国目
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