16歳をコンビニ強盗容疑で逮捕…額に拳銃のようなものを突きつけ「レジの金、全部出せ」
東京都江戸川区のコンビニ店で店員に拳銃のようなものを突きつけ、現金を奪ったとして、警視庁は12日、自称高校生の少年(16)(同区)を強盗容疑などで逮捕した。事件当日に都内で計3件の強盗事件に関与したとみている。
発表によると、少年は11月26日午前3時40分頃、江戸川区一之江の「ファミリーマート一之江六丁目店」で、レジカウンターにいた30歳代の男性店員の額に拳銃のようなものを突きつけ、「レジの金、全部出せ」と脅迫。店員が袋に入れた現金約11万円を奪った疑い。調べに「おもちゃの拳銃で、着ていた服と一緒に川に捨てた」などと容疑を認めている。被害金についても「捨てた」と説明しているという。
事件直後、同区と葛飾区にある別のコンビニ2店でも強盗未遂事件が発生しており、少年はいずれも関与を認める供述をしている。
警視庁は防犯カメラ映像などから、少年が自転車や徒歩で移動し、各店に押し入ったとみて調べている。