酸味と辛みの妙味 タイの「トムヤムクン」が無形文化遺産への登録決定
ユネスコは、世界3大スープの一つとも評されるタイの伝統料理「トムヤムクン」を無形文化遺産に登録することを決めました。 【動画】ウクライナのボルシチを無形文化遺産に ユネスコ バンコク・藤富空 記者 「トムヤムクン特有の酸味と辛味が混ざり合った複雑な味わいです」 「トム」は煮る、「ヤム」は和える、「クン」はエビという意味を持つトムヤムクンは、エビやキノコをレモングラスなどのハーブとともに煮たタイの伝統的なスープ料理です。 ユネスコは3日、パラグアイで開かれた政府間委員会でトムヤムクンの無形文化遺産への登録を決定しました。 タイ料理が登録されるのは初めてです。 タイ料理店店主 「トムヤムクンはタイの味の真髄です」 「海外の方にも食べてもらいたい」 タイ政府は、トムヤムクンをはじめとしたタイ料理の魅力を発信し、観光客誘致に繋げていきたい考えです。
テレビ朝日報道局