映画も音楽も立体音響で! Sonos初のワイヤレスヘッドホン「Sonos Ace」
なお、サウンドバー連携機能の対応機種は、当初は「Sonos Arc」のみとなりますが、今後のアップデートにより「Sonos Beam」(2021年発売/直販64,800円)や「Sonos Ray」(2022年発売/同39,800円)といった機種にも順次対応していく予定とのこと。 ■屋外やオンライン会議などで便利に使える機能も ヘッドホン本体には合計8つのマイクを備えており、そのうち6つを使って周囲の音を測定し周囲の音を消音するノイズキャンセリング(NC)機能を搭載。ワンタッチでNC機能を解除し、周囲の音が聴ける「アウェアモード」も搭載しています。 残りの2つのマイクは通話用で、ハンズフリー通話やビデオ通話が可能。NC機能やアウェアモードと組み合わせることで、オンライン会議に集中したいとき、周囲にも気を配りながら通話したいときなどさまざまなシチュエーションに対応します。
このほか、ロスレス再生にも対応しており、aptX Lossless対応の再生機器と組み合わせることでワイヤレスでのロスレス再生が可能。また同梱のUSB Type-C to CケーブルおよびUSB Type-C to 3.5mmステレオミニケーブルを使った有線接続でのロスレス再生も可能です。 ワイヤレス使用時のバッテリー持続時間は最長約30時間。3分の充電で約3時間使用できる急速充電にも対応しています。 ■こだわり尽くしの製品デザインにも注目 Sonos Aceはソノスらしいシンプルながら曲線を生かした美しいデザインにも目を惹かれますが、そのデザインには並々ならぬこだわりがあるそう。
Sonos Aceのデザインを担当したシニア・インダストリアル・デザイナーのSam Prentice氏は、「ソノスとして初めてのウェアラブルな製品で、開発には3年かかった。ソノスを身につけるということはどういうことか、ということから考え、『1日中装着しても疲れない軽さや快適さ』『時代を超えて好まれるシンプルで洗練されたデザイン』『ブランドを主張しすぎない控えめなラグジュアリー感』を追求した」と説明。汗や化粧が付着しても拭き取りやすい素材にしたり、髪の毛やネックレスなどが絡まりにくいようヒンジを内部に入れたり、ひと目で左右がわかるようにヘッドホンの内側の色を変えたりと、ユーザーが快適に使えるよう細部までこだわり抜いたデザインに仕上がっていると自信を見せていました。 また、サステナビリティにもこだわっており、イヤークッションは簡単に外せて交換できるようにしたほか、ヘッドホン本体に17%の再生プラスチック、キャリングケースに75%の再生フェルト、パッケージや梱包材には100%再生紙を採用するなど、エコやSDGsも意識した設計になっています。