セ・パ交流戦 7年ぶりの勝ち越し 広島カープ 首位キープでリーグ戦再開へ(6月14~16日 楽天戦)
■6月15日(土)vs. 楽天(楽天モバイルパーク) 第2戦目。カープは2回、2アウト・2塁・1塁のチャンスで、前の試合2安打の9番・二俣。体勢を崩されながらも打球は1・2塁間を破り、ライト前へ。二俣の交流戦初タイムリーでカープが先手を取ります。 なおも3塁・1塁のチャンスで続いたのは、1番・秋山。きれいなセンター返し。「下位打線がつないで回してくれた」と2者連続のタイムリーでリードを広げます。 援護をもらった先発は、今シーズン、まだ勝ち星のない 玉村昇悟 。2回ウラ、連打で1アウト・3塁・1塁とピンチを招きますが、ストレートでピッチャーゴロに打ち取り、ダブルプレー。ピンチをしのぎます。 その後も玉村は要所を締めるピッチングで無失点に抑える好投。5回を終えて勝ち投手の権利を得ます。 打線は6回、ランナー3塁・1塁で交流戦で打点のない6番・坂倉将吾 。ショートのグラブをはじく強烈な打球。「秋山さんに起きろと言われたので、打ててよかった」と坂倉の3週間ぶりのタイムリーで追加点を挙げます。 なおも3塁・1塁で9日に再昇格した7番・堂林翔太 が、4月20日以来のヒットを放ちます。帰ってきた選手会長の一振りで4点目を奪います。 その後、1点差に迫られましたが、最後は守護神・栗林がしっかり抑えてゲームセット。玉村は今シーズン初勝利。さらにカープは7年ぶりの交流戦勝ち越しが決まりました。(楽天 3-4 広島) ■6月16日(日)vs. 楽天(楽天モバイルパーク) そして、交流戦のラストゲーム。先発のアドゥワは、2回、1アウト・3塁・1塁のピンチを背負います。ここで注文どおりの内野ゴロ。ダブルプレーで3アウトと思われましたが…、セカンド・菊池涼介 がまさかの捕球ミス。名手の今シーズン、初エラーから失点を許したカープは、終盤まで5点を追う展開となります。 それでも新井監督の起用に応える選手たち。8回に 末包昇大 がタイムリーを放てば、4点差の9回には羽月、さらに堂林と、楽天の守護神・則本昂大 から連打でチャンスを作り、大盛穂 の内野ゴロの間に1点を返します。
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