マキロイ、欧州ツアー最終戦V 6度目の年間王者に
【AFP＝時事】男子ゴルフ欧州ツアー最終戦、DPワールドツアー選手権は17日、アラブ首長国連邦（UAE）・ドバイのジュメイラ・ゴルフエステーツ（パー72）で最終日が行われ、ロリー・マキロイ（北アイルランド）が通算15アンダーで3度目の大会優勝を果たした。通算6回目の欧州ツアー年間王者に輝き、スペインの大選手セベ・バレステロスに並んだ。 【写真】優勝を決め、ガッツポーズのマキロイ マキロイはパー4の16番で貴重なバーディーを決めてラスムス・ホイガード（デンマーク）との優勝争いから一歩抜け出すと、最終18番でもバーディーを奪ってこの日3ストローク伸ばし、2打差の優勝を飾った。今季はこれで米国ツアーと合わせて4勝目となる。 バレステロスの記録に並んだことについて聞かれたマキロイは、涙を見せながら「本当に素晴らしい。セベが欧州のゴルフにとってどれだけ大きな存在かは、みんな知っていると思う。ライダーカップの欧州チームのロッカールームには、セベの言葉がたくさんある」と語り、「昨年は、1995年にセベが最後にライダーカップに出場したときのシャツがあった。彼と同じ次元で名前が挙がることを非常に誇りに思う」と続けた。 欧州ツアー年間王者の歴代最多記録はコリン・モンゴメリーの8回で、マキロイはそこまであと2回に迫っている。 ホイガードは残念ながらタイトルは逃したが、有資格者を除くポイントランキング上位10人に与えられる米男子ツアー出場権を手にした。1番手でシード権を獲得したホイガードには、プレーヤーズ選手権などいくつかの大きな大会への自動出場権も与えられる。 日本勢は中島啓太が通算9アンダー7位タイ、星野陸也が通算2アンダー28位タイだった。【翻訳編集】 AFPBB News
