窓から脱走した猫が2カ月後に見つかった!5キロも離れた町で…変わり果てた姿に飼い主号泣「ガタガタと震えました」
2カ月後に目撃情報が! 送られてきた写真は「我が子かどうか首を傾げるほどよれよれの老猫」
しかし、アルバくんが行方不明になってから約2カ月経った8月16日。ポスティングをした地域の人から「友だちが郵便配達をしていて、喜多町で似ている猫を見かけた…と言っているのですが、遠いので違うかも知れない。違ったらごめんなさい」と連絡が入ったのです。 「ありがたくて、遠くても違っても構わないので、どこか詳しい場所と見つけた時間を教えてください、と答えたところ、『友だちが写メ撮ったので、送っても良いですか?』とメッセージで送ってくださいました。20代後半のお若いお嬢さまたちだったので、スマホも慣れていらして。猫の写真と一緒に、非常にわかり易く場所の航空写真を送ってくださいました。15日と16日の2日連続で、郵便配達をしている午前9時半頃に見かけた猫さんとのこと。写真を見ると、我が子かどうか首を傾げるほどよれよれの老猫の写真でした。でも2カ月も経ったら汚れて風貌も変わっていると思い、顔の毛の色の特徴が似ていたこともあり、一応現地に行くことにしたんです」 写真を送ってもらっものの、すぐに見つかるとは思っていなかったというNarumiさん。現地周辺でチラシを配ろうと思い、ケージと餌とチュールとチラシを持って連絡を受けてすぐに直行しました。旦那さんにも連絡したところ、「自分も行く」と現地で合流することに。Narumiさんが先に到着し、車を止める場所を探しながらよれよれの老猫が目撃された場所にたどり着くとそこには写真と同じ老猫がいたのです。 「あわてて車を止めて、『アルちゃん?』と声を掛けたらお返事はしたのですが、その声が以前とは全く違うガラガラ声だったので、最初は半信半疑でしたが…ちゅーるで誘って『アル、おいで』というとお返事しながら近寄ってきて、ちゅーるをかみちぎる勢いで食べ始めました。その時首輪を確認したところアルバだと確信。すぐ抱っこをして車中のケージに入れて保護。時間は連絡を受けて1時間後の午後2時頃でした。 当時ガタガタと震えました。信じられない…というか、とにかく必死でケージのファスナーを閉め、夫に連絡しようとしても手が震えて…とりあえず電話はつながり、夫に『アルちゃん保護した』といっても夫もすぐには状況を把握できないようで。それは、これまで何度も私が『見つかったから』『保護したから』『車に乗せたから』と繰り返しいっていたので、夫も半信半疑…でも今回は正真正銘のアルバ。夫は涙声で『分かった。すぐ家に帰る』といってくれました」 アルバくんは風貌も変わり、体重は2.3キロまで減っていたそうです。 ◇ ◇